2019.9.29 ヤノフ村へ
織物ワークショップのヤノフ村に向かいます。
まずはワルシャワ中央駅からビアウェストクまで列車で2時間と少し。
10時過ぎに乗車し到着が12時過ぎなので、駅でサンドイッチ買って車内でランチ。
車内でチケットを確認する車掌さん?が可愛いらしいマダム。
ビアウェストクに到着!
ビアウェストクからの交通手段は車のみ。
ここからは泉さんがいつもお願いしているドライバーさんの車で1時間少しのドライブ。
途中ガソリンスタンドで小休憩
その後は林の中をひた走る!
7泊お世話になるコリチン村のホテルBiesiadaに到着(ヤノフ村にはホテルが無いので隣のコリチン村の唯一のホテルに)
ここはホテルでもあり、リトアニアとポーランドを結ぶ幹線道路のドライブインでもあり、また村で一つしかないホテルなので週末にはウェディングパーティーが行われるなどと、この地域には欠かせない場になっています。
夕食まで2時間ほどあり、早速ヤノフ村に行ってワークショップを始めることに。
昨年に続き教えてくださるのはヤノフ村の織り手ルチナさん。
教えていただく場所は、ルチナさんのご両親のお宅。
あー懐かしいおじいちゃんとおばぁちゃん(ご両親ですが)のいえー!
なごむー❣️
昨年はまだ暖かかったので納屋に織り機を入れてワークショップの会場にしていただいたのですが、もう納屋では寒いのでリビングに織り機を用意してくださってました。
ルチナさんとお母さんのロムアルダさんと再会し、さっそく織り機選びと見本にする図柄選び。(選ぶ時はだいたいジャンケンです)
今回はこの柄をお手本にすることにしました。
が、織り機にかかっている糸幅の方が広いのでアレンジして真ん中に木を入れることに。
※ヤノフ村の織り手さんたちは自分が思い描いたヤノフ村の自然や暮らしをイメージし図案などなくサクサクと織り込んでいきます。
その点では、メキシコの腰織りやボリビアのハルカ織りやタラブゴ織りもしかりで、伝統的な織物は子供の頃からお母さんが紡いだり織ったりする姿をみて育ち、物心つく頃には自身も紡いで織ってで始まり、大人になる頃には手も頭も自然に覚えていくものなのかなぁと受け継がれていくことってすごいなぁと感動します。
一方でどこの国もその伝統が機械化、量産化の波に押され後継者が少なくなっていることが残念でなりません。
ヤノフの絵織物は泉さんの活動によって日本に紹介されたり、またその活動がポーランド国内にも影響を与えたりして良い感じになっていて、もっともっと注目されるといいなーと思っています。
もちろん他の国の手仕事ももっともっと見直されてほしいなーと思っています。
Hin plusでは、そんな手仕事もご紹介したくてちょこちょこと持ち帰ってます。
ちょっとポーランドから話がそれましたが、ヤノフのお話に戻ります。
ワークショップ初日の数時間は織る機と図柄を決めて、織りだしだけちょっと織って終了です。
ほぼ素人の私にしたら、ここまでだけでも十分な達成感!
ルチナさんとママに挨拶をしてホテルに戻り夕食に。
この村での食事は基本、朝食も夕食もホテルのレストラン。
そして昼食もレストランで作ってもらったのを持っていくスタイルです。
だってレストランここしかないからね。
メニューは特に決まってなくて、それぞれ飲みたいものやスープをリクエストして、あれが食べたい、これが食べたい。。。と言うのをみんなでシェアできるように泉さんがまとめてオーダーしてくれます。
ほんと、きめ細かく面倒みてもらった泉さんに感謝❣️
この日の私のスープはビーツ、うーん思ったより甘かった。
それとサラダに温野菜とソーセージとかをみんなでシェア。
もりもり美味しく食べておなかいっぱい!
7泊のうち6泊はみんな1人部屋。部屋を選ぶのもジャンケンね。
私はこの4ベッドの部屋に贅沢に1人で6泊も滞在させていただきました。
最終日(週末)は、ウェディングパーティーの宿泊客がいらっしゃるので私たちは部屋を半分にしないといけなくて2人一部屋になります。
これHotel Biesiadaのおきて!
翌日は織物のワークショップではなくて、織物や刺繍を収集されている素敵な方のところに伺う大人の遠足です。
広くダブルに使えるベッドを選び、おやすみなさい。zzz