2019.11.30
シャウエンからフェズのホテルには16時頃に到着だったけど、今回のフェズは
マラケシュまでの通過地点なので翌日の午前中には空港に移動のため
荷物を置いてすぐにメディナ(旧市街)へgo!
ここのタクシーは白タクでもないのに、けっこーふっかけてきます( ; ; )
フロントでメディナまでのタクシーでの時間と大体の金額を確認した上で
タクシーの呼びこみの渦に挑みます。(ちょっと戦闘モード?)
ホテルを出ると駅が近いせいもあり、タクシーがたくさん並んでいて
それぞれのドライバーが、「タクシー?ニイハオ、エアポート?」
「タクシー?メディナ?」「タクシー?ジャパン?コンニチワ」と
じゃんじゃん声をかけられます。
タクシー乗り場なら、順番に乗せてくれてもいいのに。。。
まぁお国柄ということで、、、なんとなくこの人というドライバーを見つけて
メディナまでいくら?と聞くと、フロントで聞いた倍ぐらいの料金を提示され
また別のドライバーに。そしてまた倍ぐらいの料金の提示。
まぁまぁ疲れるぅ。
ど の ひ と に し よ う う か な ?と迷っていると、
やや強引なインパクトあるファッションのドライバーが、メディナ?ときいてくる。
いくらか聞くと、やはり倍の料金の40MDHだと言ってくる。
まぁ、このお兄さんでいいやと思い、「いやいや、20MDHやから」と、こちらもやや強気に言いながらタクシーに乗り込む。
タクシーに移動する時にお兄さんのファッションを褒めまくる。
(ほんとにインパクトがあったので正直に!)
タクシーに乗ったら、車内もなんかすごい。。。(帰りのタクシーも同じような感じだったので、もしかしたら流行り?)
あなたの車も素敵ねーと車も褒める!
メディナの入り口、バブ・ブージュルドに到着して丁寧にこちらの申し出金額20MDHを渡したらOK〜!と。にこやかに去っていきました。
たぶん、たぶんですが、「ぼってやろー!」っていうドライバーは少なくて、
まぁ多めにもらえるならいいよねってぐらいなのかと。
門をくぐると道が何方向にも、、、すでに迷う。。。
こっちに行くと八百屋さんや肉屋さんにフルーツと中央市場かな?、
こっちに行くと飲食店が多いみたい?
こっちに行くと雑貨が多い?って感じ。
今回のフェズでの目的ははっきりしていて、前回会えた刺繍マスターのマダムに
会って刺繍モノを分けてもらうこと。
しかし、雑貨の道を進んでもまたまた迷宮。たどり着けないかも?
そんな時に後ろから「コンニチワ!ニホンジンデスカ?」と声をかけられ
振り向くと、ドレッドヘアのごついお兄さん。
去年の写真を見せて「あっ私はこのマダムを探してるだけだから大丈夫!」
とそっけなく立ち去ろうとすると、
「ワタシ コノヒト シッテマス コッチデス」と導かれ細い道をぐんぐん。
途中まで行ってハタと立ち止まり、見ず知らずのこの人について行っていいのだろうか?
もう随分歩いたぞ???と、
どこか違うところに行っちゃうか?たどり着いてもガイド料を請求されるパターンかもと。。。ふと不安に。(不安になるのが遅いか?)
そして前を歩くドレッドの彼に、「あっやっぱり自分で行くから大丈夫」と言ってしまった私。
そんな私に「じゃぁ、ここをまっすぐ行って次を右に行って、その次を左に。。。」と教えてくれて、その通りに行ったら辿りついたー!
ドレッドの青年、ありがとー!
このマダム、今は刺繍雑貨を売ってらっしゃるけど、以前はフェズ刺繍の刺繍学校の先生で有名な刺繍マスター。海外にも数多く招聘されたマダム。
去年の写真を持って行ったらとても喜んでくださって、私が刺したハンカチあげるわぁーとハンカチいただきました❣️
そこにマダムの息子さんもやってきて、しばしおしゃべり。
ママが大好きなんだって。ママの手にチュッ!
これでフェズでの目的は一応達成!
あとは迷うことを楽しみながら道を進み、テクテク
テクテクに疲れてお茶飲みたいなーと思ってたところに、去年も立ち寄った
Cafe CLOCKが。あっここでお茶しよーっと。
細い路地を入って、
レモンジンジャーを飲んでホッ。
なんかお腹減ってるなー、、、あっお昼ちゃんと食べてない!
カフェを出て、早めの夕飯を食べることにして門の方向に向いて歩き出したら
偶然先ほどのドレッドの青年に再会できて、会えたことのお礼が言えました!
夕飯は野菜たっぷりのタジンとアボガドジュース
美味しい❣️
夕飯を食べ終わってメディナを出る頃には、
すっかり日も暮れていて人は増えてるぅ。
帰る人も多くて、なかなかタクシーがいない。。。歩いては帰れないかも。。
と、また、「ニホンジンデスカ?ワタシノタクシー ドウゾ」とやや日本語が上手な青年ドライバー。
でも彼のタクシーは近くにない。。
車はどこですか?と聞くと、あの馬車の向こうと。
???こんなタクシー不足なのに、なんであんなとこに止めてるのかな?
まぁこれに乗らないとたぶんホテルまで帰れないな。と、Googleマップ片手に
乗り込むことに。
大丈夫、お月さまがちゃんと見てる!
途中で彼の友達も乗り込んできて、相乗りだから仕方ないけど不安。。。
ホテルで待ってる人がいる風に、、、一人旅だと思われないように、
「うんうん、今ホテルに向かってるからもうすぐ着くよ」などと
相手のない電話を2度ほどしてみたりして、、、
そんな心配無用で、無事ホテルに到着。
値段交渉もしてなかったけど妥当な金額にもホッ。
部屋に戻って荷物のパッキングをして、はーっ今日もよく動いたと自分を労いながらあったかいシャワーを浴びて、ゆっくりおやすみなさい。
翌日はマラケシュへ移動です。zzz