大人の遠足 金華山へ

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2019.11.22-23

お店をJUNさんにお願いし、4度めの仙台 金華山へ。

こちらにお参りするようになったきっかけは4年前、友人からのお誘いで。

仙台の金華山という島に「3年続けてお参りすれば一生お金に不自由させまいすまい」という黄金山神社というのがあるんだよと。
俗にまみれた私にはとても魅力的な話を聞いて。。。
お金持ちになりたいわけではないけれど、困りたくはないわけですよ。

最初はそんな俗っぽいきっかけでしたっが、行ってみるとなんとも気持ちが清々しくて、ほんとに心身ともに清められる気がして、以来今年で4年めになりますが行ってきました。

金華山に行くには、仙台の女川か鮎川から船に乗って行くしかないのですが、
朝5時に起きて金華山を目指して到着が2時前。なかなか遠いです。

まずは仙台まで新幹線に乗り、

仙台から仙石線で石巻へ

石巻からは石巻線で終着駅の女川へ
(今回は石巻から女川までバスにしましたけど。。。)

女川は東日本大震災で大きな被害のあった土地。
駅舎は震災後の2015年に新しくなって再開されたそうで、ちょうど私が初めて女川に降り立った時が新駅舎ができた年でした。

ウミネコが羽ばたく様子をイメージして作られた駅舎。
2階は女川温泉湯ぽっぽ。

駅前に広がる商業エリアのシーパルピア女川。
年々お店も増えて人も増えているようです。
今年はちょうど紅葉の季節!

女川から金華山へは船で30分ほど。

初めて女川に降り立ち金華山を目指した時は、震災後にボランティアにも来たことがないのに、観光で行っていいのだろうか?と自問自答したことがありましたが、この船の船長さんがアナウンスで震災前の女川と震災後の女川の様子を乗船時にアナウンスしてくださって、その中で「女川に足を運んでくれるだけで復興支援になっているんですよ。どんどん来て欲しい」という言葉をお聞きし、なんだか胸が熱くなったことを覚えています。
この連絡船も震災前は毎日運行だったのが、今は週末と祝日のみの運行。
それと金華山で祭事がある時に臨時便がでるのみ。

島に降り立った時から気持ちが穏やかで晴れやかになります。

神鹿(しんろく)として大切にされている鹿たち。
ものっすごいおとなしい鹿さんです。

日帰りする方も多いようですが、私たちは宿坊に泊まらせていただいています。
これ、お籠りっていうのですが、到着してしばらくしたらまずは潔斎(入浴)で身体を清めてから直会(夕食)をいただきます。
金華山には水道は通っておらず、お風呂の水もご飯を炊く水も全て金華山の御神水。内からも外からも清められてる感じがします。

直会(夕食)は神様への供物のお下がりをいただく行事で、神人共食の場として神様と繋がりを持つことを意味しているそうです。

通常のお籠りだと、直会をいただき就寝となりますが、昨年と今年は夜中に神事が行われる大黒祭の時に行ったので、
夕方の直会をいただいたら仮眠、そして大黒祭が始まる夜11時前に起床し大黒祭に参列。

大黒祭は日をまたいで行われるため、終了の午前1時ごろにもう一度直会をいただきます。

縁起物の二股大根も持ち帰り用にいただきます。

そしてもう一度就寝し、早朝に起床し一番大護摩祈祷に参列。

その後、朝食をいただき、帰りの準備です。

仲良しの相生の松と楓に見送られ、港へ。

女川で列車待ちの2時間ほど、女川の海の幸を色々見たりしていたのですが、
ある店のおじさまから、「すぐ近くに日本茶専門店があるよ」とお聞きし
OCHACCOさんへ。黄金山神社の神様のお導きかしらと思うような素敵な店長さんと美味しいお茶との出会いでした!
※この出会いから、Hin plusでこちらのお茶をお取扱いさせていただけることになりました。ご縁って不思議。

また1年、黄金山神社の神様にも見守っていただきます。

そしていただいた二股大根は美味しい大根の煮付けにしてもらいました。

きっと来年もお礼参りに行きます!
来年はもっと女川に人が増えていることと思います。

大人の遠足は来年も続くー!あー楽しみ!

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