モロッコ買付け旅〜Vol.7 サハラ砂漠のほとりメルズーガへ

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フェズから夜行バスに揺られて8時間。

到着したのは雄大な自然溢れるサハラの砂漠メルズーガ。(2018.10.10)

この写真は昼間ですけど、、、イメージで。

「モロッコ買付け旅」をするにあたり、
色々と調べていたら、モロッコに行くなら
砂漠にはぜひ!!!というコメントが多く、
あまり砂漠って興味無かったけど(ごめんなさい砂漠さん)
ならば行ってみるかー!と、この夜行バスで行ってみました。

やっぱり行ってよかった。これからモロッコ旅を計画の方、
砂漠はぜひ行ってくださいね。

夜行バスで早朝6時に到着し、外はまだ闇夜の暗さ、、、
いろんな方のブログなどを見せていただいて砂漠での宿は
Riad Mamoucheに。
なぜなら、ここには日本語が話せる方がいらっしゃるのと
夜行バスで到着しても迎えに来てくれるというホスピタリティ。

ほんとに迎えに来てくれてるかなーと若干の不安を抱きながら
メルズーガに到着したら、バスの中まで迎えに来てくれましたよー!(感謝)

そして到着したリヤドには、なぜか?ドドーンと王将が。

寝ぼけまなこで撮ったからか、ちょっとボケてるけど、
外はまだまだ暗いです。
こんな中、迎えがなかったら泣いてる。

チェックインはできず部屋には入れないけど、
ロビーも広々でダイニングのソファーも使わせてもらえるので、
全く不自由無しです。

だんだんと砂漠の空が明るくなってきて

上でピンボケてた暗闇のプールも青空に

ロビーも朝陽を受けてこんなに綺麗に。太陽って素晴らしい!

 

そーいえばお腹が減ったじゃないの!と思ったら
お願いすれば朝食も用意してくれます。

このリヤドは日本語OKな方がいらっしゃるだけに、
日本人ツーリストが多く(4組いらっしゃいました。)
久しぶりに日本語を聞く気がして、ホッ。

部屋も早めにチェックインできるようにしてくださって
入ってみたら、なんだか砂漠の中のお姫さまみたいな
素敵な部屋☆

早朝に到着し、夕方のサンセットキャメルツアーまで
ゆるゆるのんびりの充電日にしようと思っていたので
もー嬉しくて嬉しくて!

ちょっと外からリヤドを撮ってみたり、

中庭を散策したり

リヤドの前にいるラクダちゃんに挨拶してみたり。

ここでリヤドの方から、砂漠ツアーに行かないか?との提案が。
えっ?砂漠は夕方ラクダに乗って行くからいいかな?と
言ってみたら、ラクダツアーは内陸に向けて行くのだけど
四駆に乗って行く砂漠ツアーは、ぐるりと砂漠のポイントを
見て回れると。
うーん、でも1人だからねー、どーしよーかねーと思ったけど
せっかく来たのだから行ってみることに。
(これ大正解でした!)

ドライバー兼ガイドさんのムハメッドさん?(うろ覚え)の
案内で砂漠に繰り出しました。

まずは砂漠の中でも緑豊かなデーツ栽培をしている畑。

デーツってこんな風になってるんですねー。

緑豊かとはいえ貴重な水資源、各家庭で平等に水が行き渡るように一定の時間になったら水路が変更できるように工夫されてました。

もぎたてデーツをこの水路の水でサクッと洗って、
「ほれ食べてみて、美味しいよ」と差し出されたので
素直にいただきました。
美味しかった!

また車に乗って砂漠のキツネに会いに。
目がびろーんってなってますが。。。
星の王子さまにでてくる砂漠のキツネ、フェネックのこども。
夜行性なので昼間はきっと眠いのでしょう。
(キツネを持ってるのはドライバーさんです)

 

その後、砂漠を歩いてみることに

砂がものすご〜く細かくて、風でサラサラとそよいでます。
そこに自分の足跡だけ。
おもいっきり別世界です。

サハラで飛んでみた(つもり)10センチも飛べてない。。。

砂漠歩き?を堪能した後は、アンモナイト発掘へ。

足もとに転がってる石をよく見てみると、化石たち。
ドライバーさんがペットボトルの水を石にかけてくれると
見つけやすい。

この大砂漠が4億5000万年前は海底だったとは、
自然ってすごい!!

しばしドライバーさんと子供のように、あれやこれやと
化石探し。けっこーたくさんありました。

この化石たちの大きめのを磨いたり、加工したりしたのを
砂漠の中で売ってるお兄ちゃんもいました。

化石は買わなかったけど、サハラの石でできたラクダちゃんを
何頭か連れて帰って来ました。

砂漠の家

砂漠をひた走り

遊牧の民、ベルベルの一家を訪ねて

ちょうどお嫁さんが夕飯用のパンを焼いてました。

オーブンとか無くても上手に焼けるもんですね。

ママさんはベルベルの織物を

織物について詳しくないけど、この織り機すごいわ!(きっと)

さすが熟練のママさん、手さばきよく織っていきますが、
独特の織りはとても時間がかかるんだなーと感嘆♡
惚れ惚れするー。

ママさんと一緒にパチリ。
ちょっとハニカミ少年も後ろに。

「ミントティー飲んでいきなさいよー」とすすめられ、
ここでも素直にいただく。

そしてママさんが織ったのも分けてもらってきましたよ。
5はモロッコの人にとって、すごく縁起のいい数字だそう。
日本でいう末広がりの八みたいなのかな?

ベルベルママが身につけてたこんな巻物とか

こんなラグも

ドライバーさんがベルベル語に通訳してくれて、しばし歓談。

ところで糸紡ぎの車ってあるの?って、
シャウエンのおじさんのこの写真を見せたら、

「そんなのは無いのよ、こーするのよー」って見せてくれました。なんと足を使うとは。
手さばきも足さばきも◎達人です。

今度来たら「うちに泊まりなさいな」と優しい言葉をいただき、またねとさよなら。
出会いは別れの始まり、別れは次の出会いへ始まり。

その後、砂漠の砂嵐にあったり(砂が細かいので強力!)

写真にはうまく写らなかったけど、生まれて初めて目にした幻想的な蜃気楼を見たりして、大満足な砂漠ツアー終了。

途中で1点だけ問題が、
街に1件だけある銀行に併設されたATMでお金を引出そうとしたらうまくできない。こっちのカードも別のカードもだめ。
困った、、、けど銀行は開いてるので銀行で聞いてみることに。
にゃんと、銀行にお金が無いから今日はATMも使えないとのこと。
リヤドもクレジットカード使えなかったので手持ちのユーロとドルと現地のモロッコディルハムの3種類の通貨を足して支払いをすることに。(ドルとかわずかでも持っててよかった。。)

これで安心して夕日を見にラクダに乗れる!

サンセットツアーと言いましても、、、
ここも私1人だったので
写真はラクダを引いてくれたおっちゃんにお願いした
この1枚だけ。
(別の日本人グループはキャンプツアーに出かけて
行かれました。私もキャンプにするか迷ったのですが
旅半ば、ちょっと身体を休めようとリヤドに泊まることに。
次回はキャンプもいいかも。)

サンセットツアーから戻って、夕食をいただいて

ちょっとテラスでのんびりして

部屋に戻りまったり、ベッドに寝転がって見上げたら
ランプも素敵

バスルームの明かりも裸電球だけど素敵。
太陽が昇ると星型に抜かれたところから、日が入ってきます。
あーいい感じ。

もう1泊してみたいところですが、明日は早朝のバスで
マラケシュへ移動です。

雄大なサハラ砂漠の自然を思い出しながら、おやすみなさいzzz

 

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