神が創るナバホの景色 アンテロープキャニオン

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アンテロープキャニオン

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ナバホの言葉でツェー・ビガニリニ(Tse bighanilini)「水が岩を流れる場所」という意味のアンテロープ・キャニオン。    アンテロープ・キャニオンは他のスロット・キャニオン(雨水が鉄砲水となり、岩を削ってできた峡谷)と同じく、もともとはロッキー山脈が隆起してきた際に出来たコロラド台地の一部で、一時的に隆起した台地を流れていく水が、柔らかい砂岩を侵食して出来たものだそうです。

アンテロープキャニオンにはローアーキャニオンとアッパーキャニオンがありますが、今回は歩きやすい方のアッパーキャニオンに行ってみました。

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砂漠のような土地で。。。水によってこんな神秘的な景色ができるなんて不思議です。

周辺一帯は砂漠気候のためほぼ1年中乾燥しているけど、モンスーンの時期に降るスコールが瞬時に鉄砲水を起こし、一気にアンテロープ・キャニオンに流れ込むとか。
なのでキャニオンの内部は毎年様子が変わり、その年の鉄砲水がどのくらいの勢いがあったかで変化するそうです。
自然にできた未知の世界に入り込むと地上とは別世界。
太陽が頭上に来る時間にはキャニオン頂上の岩間から差し込む陽の光が狭い渓谷内に差し込み、幻想的な景色に出会えます。

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