バルト旅3日目は、リトアニアにさよならしてラトビアへ。
ラトビアへは10時にリトアニア ヴィリニュスのバスターミナルを出発し、14時30分にラトビアリガのバスターミナル着予定の4時間ちょっとのバス旅です。
まずはホテルをチェックアウトし、バスターミナルに。 小さなターミナルなので10分前に到着で余裕〜!
余裕〜!と思ってたら、19番プラットフォームが見つけられず 若干焦る。。。が、一番端っこにありました。セーフ!
このバスはリトアニアからラトビアを経由し、終点はエストニアまでのまさにバルト三国を旅するバスでした。
この建物のところで停車し車内でパスポートチェックがあったので、たぶんここで出入国?
バスターミナルからホテルまでは直線距離だと近くて徒歩圏内なのですが、ぼっこぼこの大きな石畳道と地下道を通らないとたどり着けない。。。のでタクシーに乗りたい。でもホテル名を言うと、ことごとく乗車拒否される。何度も断られ、諦めかけたけど、。。。「近いのは知ってんねん。でも荷物めっちゃ重いし乗せて欲しいねん。頼むわぁ!」といつの間にか大阪弁に。 きっと顔も懇願していたのでしょうか、優しいおじさんが乗せてくれました。よかったよかった。おじさんもきっといいことあるよ♪
ホテルに到着したら、荷物を置いてすぐにカゴのアトリエに。 4時の約束をバスがちょっぴり遅れたのとタクシーの誤算で4時30分に変更してもらいダッシュで…って走ってませんけど。
こちらは、材料の柳をアトリエ前の畑で育て、しっかり乾燥させたのを職人さんが丁寧に編んでらっしゃる、すごく素敵なアトリエです。
近かったら、こんな可愛いのや大きなカゴも店用に欲しいところですが、我慢、、、くーっ、、、
たくさんのカゴにテンション上がりつつ、日本で日常に使っていただけるものを選んできました。
旅の最大の目的「森の民芸市」でも、もちろんこのアトリエのカゴも並びます。その前にアトリエに来たのは、これを送ってしまいたかったから。(民芸市は土日で、日曜日にはエストニアの島に渡るため郵便局のあいている金曜日に送りたかったんです。)
ラトビアのホテルも冬と同じところに。理由は郵便局が近いのと森の民芸市に行くバス停がすぐ近くだったから。ただ、たくさんのカゴをつめたダンボールは思いのほかずっしりしていて、近いはずの郵便局が遠くに感じられまた。トホホ。
ホテルに戻ってから、大好きな「自由記念碑」に、ただいま!の挨拶に♪
この記念碑は1935年のラトビア独立を記念して建てられたもので塔の上に立つ女性ミルダはラトビアの3つの地域(クルメゼ、ヴィゼメ、ラトガレ)の連合を表す星々を掲げています。というのが一般的にガイドブックに載っている説明なのですが。。。 昨年ガイドをしてくださったウギスさんは、「ミルダの視線の先を見てください。」と。その視線の先は3つの星の間から空を見上げているようでした。ウギスさんの解説「ラトビアは色々な国に侵略され、土地や財産を理不尽に奪われ大切な人の命まで奪われてきた歴史から。。。空を見上げ、この空、空気(自由の心)は誰にも奪うことはできない。と言う象徴なんです。」と言うのをお聞きし、なんだか涙が出てしまい、以来この自由記念碑が大好きになってしまったんです。Hin plusにも小さな自由記念碑を大切に置いてます。(すみません。。。非売品です。)
自由記念碑に挨拶したら、お腹が減って夕食に。
ここも冬にも来たのですが、とにかくオープンキッチンの中の女性シェフの動きがきびきびと無駄なく美しく、お料理も美しく美味しいのでアゲインです。
前菜は色とりどりのソースでパンをいただく。ベリーにバジル、パンプキンなどなど美しいだけじゃなく味も美味しいです。
明るいけど午後9時前。そろそろホテルに戻り翌日の準備をしておやすみなさい。