リスボンからポルトへ国内線で移動、その後バスで南西部のギマランイスまでプチ旅。
ギマランライスは、初代ポルトガル国王が生まれた町で、町の入口の壁に「ここにポルトガル誕生す。」と書かれてます。
素朴でゆったりした町。
そしてプチ旅は鉄道に。。。
乗り継ぎ駅で1時間待ちだったりの、ゆっくりゆったり2回乗り換えをして、ようやくたどり着いたヴィアナ・ド・カステロ。
駅前では民族舞踊の可愛い像がお出迎え!
ヴィアナ・ド・カステロは、ミーニョ地方の中心地ですごく可愛い街並みです。
そしてここに来た最大の目的は、ミーニョ地方に伝わる恋文ハンカチとヴィアナ・ド・カステロ刺繍に出会うこと♡
チクチク刺繍されてましたー!
貴重な作品を分けていただき、にんまり!
上の恋文ハンカチ、、、恋人たちのハンカチとも言われていますが、かなりロマンチックな物語が。
17世紀〜18世紀頃から婚約の証として作られてきたそうな。男性が恋をした女性にハンカチを作ってもらうようにお願いし、女性もその方に恋をしていたら刺繍をしたハンカチを返す。ここまでだけでも素敵なのですが、それを彼が首に巻いたり腰に下げたりして一緒に教会に行くことで婚約のお披露目になったそう。刺繍をしていたおばさまが一つずつ丁寧に説明してくださったけど。。。ポルトガル語しかお話にならないので、さっぱりわからなかったけど、おばさまのハンカチを刺す熱意と愛と友情を伝えるのよ。。。的な事だけは、しっかりと受け止めました。
そして下の写真は、同じくおばさまがひと針ひと針丁寧に刺されたヴィアナ・ド・カステロ刺繍の素敵なブラウス。うっとりします。はるばると時間をかけてやってきた甲斐がありました!
すごく素敵な町だったので、ポルトで予約しているホテルをそのままにして、追加でここで一泊しちゃおうかと思うぐらいでしたが、ポルトのお宿の方が親切で「遅くなっても大丈夫だよー」と言ってくださったので、恋文ハンカチモチーフの陶器なども買ってから、また列車に乗って移動です。
途中駅は、ほぼ無人。乗り換えするのも、大丈夫?とか思いながらも、待ち時間にのどかな景色に癒される。
そしてポルトの駅に到着。さすが、ポルトガル第二の都市。
駅の構内に見事なアズレージョが!ポルトガルぅって感じ。そして友人に聞いてきた通り、すごい坂が多い。多いっていうよりも坂で道ができてる?ちょっと歩いただけなのに若干息切れが。
息切れの続きは次回に☆