空中都市マチュピチュへ
マチュピチュ村からバスでつづら折りのくねくねした山道を上りつめた先に突然石造りの都市が現れます。
標高2400メートルに作られたマチュピチュは、周りの断崖と尖った山々に囲まれて麓からは見えず、スペイン軍がインカの都市を破壊した時にも見つけられることはなく、ほぼ完全な形で残っている重要な遺跡です。
しかし、スペイン軍が攻めてくる前から完成し、たくさんの人が暮らしていただろうこの空中都市。誰がここに作ろうって考えたのかしらん?太陽を崇拝することからできるだけ太陽に近い山の上に作ったのかしらん?
車なんかない当時にどれだけの苦労があったかと思いを馳せてしまいます。今もインカ道というのがあり、バスに乗らずに徒歩で登ると2時間以上かかるとか。当時は整備もされていなかったでしょうから、すごーく大変だったでしょうね。
この都市には広場や多くの神殿、天体観測の石や日時計、王様の別荘、王女の宮殿、神官の館、技術者の居住区、庶民の居住区など。
そしてその人たちの暮らしを支えた段々畑や食糧を貯蔵しておく貯蔵庫に水汲み場。
ここが都市として全ての機能が備わり、インカの人が暮らした跡がしっかりと残っていて、それを見て感じることができます。
段々畑は標高差を生かして色々な食糧を生産していたらしいです。すごく計算されて考えて作られてるー。
貯蔵庫もすごく理にかなった設計でした。
冬至と夏至に窓から太陽の光が入る太陽の神殿。
結構アップダウンがあってしんどい!ぐるっと回って4時間ぐらい。
方向が確認できる石。
まだガイドブックとかには載ってない?ハートの石。何か意味あるのかな?
コンドルの神殿にあったコンドルの顔。
いろんな所で修復や手入れをする方の姿が。お疲れさまです!
明日はもう一つのマチュピチュ、ワイナピチュに登ります。登れるかな???
帰りもバスでマチュピチュ村まで
村はマチュピチュ観光客に向けてホテルやレストラン、マッサージ、お土産屋さんで賑わってました。
温泉も1件!
歩き疲れたので、美味しい食事をいただいてマッサージして、この夜もすぐに爆睡ですzzz。
インカの人に思いを馳せて、おやすみなさい。
hin