ポーランド手仕事の旅〜 Vol.8 ペレボレ織ワークショップ

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ペレボレ織ワークショップ1日め(2018.8.12)

前日の強化合宿の宿にガビーンとしたのも、一夜明けたら
前からそーだったように当たり前のように受け入れられる不思議😊

朝食をいただいて、さぁ工房?と思っていたら、
始まりは織り機の解体から!

母屋に設置されていた大きな織り機を工房へ移動することから始まり、通常では見ることができない解体と組立てを見せていただけました。

えっ?解体しちゃうの?

みんなで各部を工房に運び、また組立て。

100年の歴史ある織り機を大切に使ってるけど、たまにはトンカチ使ったり電気ドリル使ったりして、伝統と現代のモノを融合させていい塩梅での組立て。

ちょうど、ご自宅に組立て前の織り機をお持ちの方がいらして
すごく参考になったみたい。貴重な体験でした。

それと糸の綜絖通し?(専門用語違ったらごめんなさい!)

とても根気がいる地道な工程です。

日本では通す用具があるのですが(もちろんポーランドにもあります)、こちらでは森の白樺をナイフで削って素朴なのを作って使ってらっしゃいました。

部屋に常設の糸を巻き巻き。

織り機を解体、組立て、綜絖通しや糸巻き巻き(何て名前だっけ)をしている間にランチタイムに。

ポーランドでは昼食がメインで2時ごろに食べて夕飯は軽めが一般的だそう。

 

昼食後、村を散策。
のどかな雰囲気で、ご近所も広々。

小さな教会もありました。(ヨーロッパに行くと小さな村にも教会があって信仰心を感じます。)

イレナさんのご近所に、いい感じの空き家があって、メンバーの中でもとびきり明るくてムードメーカーのtocco ちゃんが、ここ住みたーい!買いたーい!と。
もしかしたら、来年はtocco ちゃんのワークショップが開催されてるかも?とか楽しい想像をしたりして。

(tocco ちゃんは織物作家さんで、ワークショップで教えたり、織で素敵なモノを作ってポップアップで販売もされてるプロフェッショナル)

バス停はあるけど、今はこの村まではバスは通ってないそうで。。ここまで来るには近くの村までバスで来てそこからは車。

イレナさんのお宅の向かいに郵便局の機能も兼ねたコンビニが。

戻ってペレボレ織りのワークショップに。

ペレボレ織りは2人一組で織る、なかなかハードな織物。
織り機の他にこんなピザを焼くときに使うようなプレートを2枚使います。(私たちは勝手にピザ棒と呼んでました。)

イレナさんのデモンストレーション。

1人が織り、もう1人は織り図の読み上げと必要な時にピザ棒を入れる。
2人の息がぴったり合うとスムーズに進みます。

教えていただいてすぐは、2人ではできず。。。
メンバー7名が2組に分かれ4名と3名で挑みましたがなかなか手強い!

イレナさんの見事な作品たち。

 

途中抜けて、洗濯。森の中で太陽の光をいっぱいに浴びた洗濯物は気持ち良さそう!

 

織るのもなかなか大変だけど、図案を読み上げてピザ棒をテンポよく差し込むのもなかなか大変。

 

夕食後さらにトントン。

そして疲れ果てて、順番にシャワーを浴びておやすみなさいzzz

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