ポーランド手仕事の旅〜 Vol.4 ヤノフ村へ

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ポーランド4日め。(2018.8.8)
ヤノフ村でのワークショップがいよいよ始まります。

ここでヤノフ村の二重織りについてちょこっとご紹介。

18世紀ごろからヤノフ村とその近郊で織られてきた織物で、村の生活や自然を織り込んだ素朴で人の温もりを感じられる絵織物。
代々受け継がれてきたこの技術も今では織り手が7人しかいらっしゃらないそう。

いちいち可愛くてたまらんです💗

昔はこの絵織物が嫁入り道具でもあったそうです。
(ラトビアのミトンみたいだなー。)

今回このポーランド・テキスタイル紀行を企画してくださった
ポーランド在住の藤田 泉さんが今から8年前にこのヤノフの織り手さんに出会い、その素晴らしさを日本にも紹介してくださって、たくさんの日本の方にも知られるようになった織物です。
今回のツアーも織り手さんを訪ねたり、実際にワークショップで二重織りを体験できたりというのは、藤田 泉さんがいらしたからできたこと。

貴重な経験、体験をさせていただけた事に心から感謝してます。

そして根気よく丁寧に優しく教えてくださったルチナさんとルチナさんのママにもすごく感謝してます❣️

ルチナさん、ルチナさんのママ、泉さん⤵︎

 

ワクワクの楽しみと、できるのかな?の不安とが入り混じった気持ちでホテルから車でヤノフ村のルチナさんの工房へ。

ルチナさんの工房はご両親の家の敷地内にあり、織り機が10台ぐらいは余裕で入る大きな工房。

プラムや洋梨やいろんな果実の木があったり、ニワトリがコッコと歩いてたり、ワンちゃんがいたり、自然の恵みを感じられます。
ルチナさんのお宅だけじゃなく、ヤノフ全体が自然に溢れた素敵な村でした。

 

4日間みっちりの二重織りワークショップ。

ワークショップってコースターサイズぐらいのかな?とか気軽に考えちゃってたけど、朝から夕方までびっちり本気の織物。。
強化合宿的な感じ?

今回教えてくださるルチナさんが織られたモノの中から好きなのを選んで、取り掛かります。
全て素敵で見事な絵織物。
まじですか?こんなのできるのかな?
コースターサイズぐらいに思ってた私って、かなり甘かった。。

そんな事を思ってるくせに、欲張りな私はこんなのをお手本に選んでしまいました⤵︎⤵︎⤵︎

お手本を前に旅のお供のうさビーも”ほんとにできるの?”とびっくり顔!(うさビーの顔ね変わらないけど私の中では色々と表情が変わるんですよ。)

このヤノフ村の絵織物にはテキストも織り図も無くて、お手本に選んだものを見ながら白にしたいところの下糸をピックアップしていきます。(ちょっと日本で見てきた本と違うけど、現地の織り機で現地のやり方で。。。)

お手本を自分の織り機の上にかけて、いざ!

ちょっと頑張ってる風。

織って織って。。。間違えて戻る。。。戻る時の切なさはトホホですよ、ほんとに。

ルチナさんが覚えた日本語。。。「モドルー」

お昼は近くにレストランとか無いので、ホテルからランチ一式を毎日持ってきて青空の下で。

ルチナさんママの家の井戸水は美味しい!(ご近所さんも汲みにいらっしゃるぐらいだそう)

食後は庭になってるプラムとか食べて、

パパさんが木に登って美味しいとこを穫ってくれてる後ろ姿^ ^

どんどん穫れちゃって、食べきれずホテルでジャムにしてもらおうかと。

夕方にはママとパパが仲良くお話ししてたほのぼのブランコ。

 

ルチナさんのところでワークショップ後、夕方に他の織り手さんを訪ねて。。。

ルドガルダさんの工房へ

「こんな風に織ってるのよ」とデモンストレーションしてくださる。

「ちょっとやってみる?」と2段ぐらい織らせてもらいました。
こんな大きいの1人でよーできはる。
体力、気力、そして織り図も無いのにサクサクと!すごい!

織物以外にも、すんばらしい刺繍も見せていただきました。

その後、ホテルに戻り夕飯を食べて、もーみんなぐったり?で
おやすみなさいzzz

あっホテルは、こんな感じで可愛いお部屋でした。

ワークシヨップは続きまーす!

 

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