ロシア二日目、ニージニ・ノブゴロドのセミョーノフへ。
とにかくロシアは広い。マトリョーシカのふるさと、民芸の里 セミョーノフに行ってみたいと計画してみたものの。。。遠い!
朝5時起きで、昨日来た道で空港まで行き国内線でニージニ・ノブゴロドの空港へ。
ここからがちょっと大変でした!セミョーノフ行きの列車が出る駅まで、空港からバス、メトロを乗り継いで駅まで。
空港からのバスって普通にバス停があるのかと思いきや、無い!空港の関係者らしき人に聞いたらあっちと指を指され、その方向に行ってみたけど無い。また人に聞いたら、向こうだよって。それって今来た道じゃん。。。と空港に戻る。と、小さなバスのマークの標識が。えっ、これがバス停?そしてガイドブックに書かれてた20番バスを探すが無い。んーっドライバーに聞くしかないな。。。?このちびっこいのがバス?
なんとかバスに乗車し、メトロの駅を目指します。
空港で乗車した時は人が少なかったけど、途中の停留所からどんどん人が乗ってきて、後部ドアから乗った人は、乗車賃を前の人に託してドライバーに。リレーです。。。そしてお釣りがある場合は、逆にドライバーからお釣りのお客さまへとリレーが繰り広げられます。初めて見て、かなり新鮮!
メトロで列車の駅にようやく到着。あー遠かった。って、まだセミョーノフに到着する前にホッと。
列車に乗ると、どんどん郊外へと。
無人駅も多数あって、大丈夫かしらん?と思ってたら、ちょっぴり大きな駅セミョーノフに到着。
あれ?駅前が町だと思ってたら、ガラ〜んとしてる。駅のおばちゃまに聞くと、親切にバス乗り場まで案内してくれてドライバーに行き先確認してくださった。1台めは行き先違い。2台めがマトリョーシカの里に行くらしい。この時点で、えっ?まだここからバス乗るの?って感じでしたが、ここまで来たのだから行かなくちゃ。車窓から見える家並みは、民芸の里らしくドアや窓も素敵でした。ドライバーのお兄さんがミラー越しにここだよと教えてくれてバスを下車。
降りてすぐに目に飛び込んで来たのは、マトリョーシカがいっぱいの公園。のどか♡
マトリョーシカの工房で色々なのを見せていただき大満足。
さてバスに乗って駅に帰りましょうと、工房でバス停を聞き、示された方向に行ってみたけど無い!もう一度工房に戻り聞き直し、屋根があるからすぐわかるわよ。。。と言われ、屋根のあるバス停を探し彷徨う。あったー!人もいるいる!!と近づいてみたらなんとそこは井戸水を組む水汲み場。あれれ?井戸水を汲んでるお兄さんたちにバス停を聞いてみるも、拙い英語が通じない。親切に英語を話せるお兄さんを探して来てくれたので、またバス停はどこですか?と聞くと、バスは通ってないと。えっ?バスで来たから無いわけないじゃん。
すごーく困った顔をしていると、水を組んでたおばちゃまが私の腕をムギュッと掴み、道路に。どうやらヒッチハイクさせてくれようとしているらしい。車が通らないけどおばちゃまはロシア語でバンバン話してくれる。残念ながらわからなかったけど。そして車が通らないなーと思ってたら、おばちゃまも諦めたらしく、そこにおばちゃまのご主人の車がやって来て、なんと駅まで送ってくれました。なんとお礼を言って良いのやら。。。って、ありがとうの「スバスィーバ」しか話せないけど、心を込めて。なんか日本の折り紙でもお茶でもなんでも持って来とけば良かったと次回からの教訓に。
駅から朝と同じように列車、メトロ、バスに乗り継いで空港へ。
また国内線で移動しエアポートエクスプレスに乗ってホテルまで。ホテルに到着した頃にはすっかり夜も更けて12時ごろに。
あー長い一日でした!お疲れさまでした!